“茜染”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あかねぞめ62.5%
アカネゾメ25.0%
あかねぞ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
花輪といえば紫根染しこんぞめ茜染あかねぞめで聞こえます。日本にとっては大切な染物ですが、このことは陸中を語る場合にあわせて述べることに致しましょう。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
赤裸セキラ茜染アカネゾメノ下帯、小王コワウ打チノ上帯ハ幾重ニモマハシ、三尺八寸ノ朱鞘シユザヤノ刀、柄ハ一尺八寸ニ巻カセ、二尺一寸ノ打刀ウチガタナモ同ジニ仕立テ、頭ハ髪ヲツカミ乱シ、荒縄ニテ鉢巻ムズトシメ
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私はさらに同物屋ものや茜染あかねぞめもしてもらったが、茜染あかねぞめの色は赤味がかったオレンジ色であるから、あまり引き立たないが、なんとなく上品である。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)