“茜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あかね95.5%
アカネ2.2%
せい1.1%
せん1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかね吹貫ふきぬき二十本、金の切先の旗十本、千本やり、瓢箪の御馬印、太閤様御旗本の行列の如く……」と、『大阪御陣覚書』に出ている。
大阪夏之陣 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
紫と謂つても、アカネと謂つても皆、昔の様な、染め漿シホ処置トリアツカヒはせなくなつた。さうして、染め上りも、艶々ツヤツヤしく、はでなものになつて来た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
アカネは茜という字を書きますが、この字の音はせいではなくてせんでなければならぬ。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
アカネは茜という字を書きますが、この字の音はせいではなくてせんでなければならぬ。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)