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錆
ふりがな文庫
“錆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さび
49.9%
さ
49.3%
さびる
0.6%
サ
0.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さび
(逆引き)
痣
(
あざ
)
のようにあった、うすい
錆
(
さび
)
の
斑紋
(
はんもん
)
も消えているし、血あぶらにかくれていた
錵
(
にえ
)
も、
朧夜
(
おぼろよ
)
の空のように、ぼうっと美しく現れていた。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
錆(さび)の例文をもっと
(50作品+)
見る
さ
(逆引き)
刀は潮水で少し
錆
(
さ
)
びてはいましたが、まだよく光ります。スラリと抜き放つと、兵士どもは、あッと叫んで、みんな驚き恐れました。
ガリバー旅行記
(新字新仮名)
/
ジョナサン・スウィフト
(著)
錆(さ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
さびる
(逆引き)
凡
(
およ
)
そ銅鉄の腐るはじめは虫が生ずるためで、「
錆
(
さびる
)
は
腐
(
くさる
)
の
始
(
はじめ
)
、
錆
(
さび
)
の中かならず虫あり、肉眼に及ばざるゆゑ」人が知らないのであるが、これは
蘭人
(
らんじん
)
の説であるという説明があって
語呂の論理
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
錆(さびる)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
サ
(逆引き)
大刀までこんなに、
錆
(
サ
)
びついてしまつた……。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
錆(サ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“錆”の解説
錆(さび、銹、鏽)とは、金属の表面の不安定な金属原子が環境中の酸素や水分などと酸化還元反応(いわゆる「腐食」)を起こして生成される腐食物(酸化物や水酸化物や炭酸塩など)kb。英語では "rust(日本語音写形:ラスト)"。日本語の第2義その他については「#転義」以下を参照のこと。
鉄の赤錆・黒錆kb、銅の緑青kb、錫(すず)、アルミニウムの白錆など。
(出典:Wikipedia)
錆
漢検準1級
部首:⾦
16画
“錆”を含む語句
水錆
青錆
赤錆
鉄錆
錆色
金錆
錆槍
錆刀
錆釘
錆声
錆着
水錆沼
錆腐
錆附
不錆鋼
錆聲
錆脇差
錆絵
錆竹
錆茶
...
“錆”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
島崎藤村
佐左木俊郎
夏目漱石
三遊亭円朝
野村胡堂
岡本かの子
国枝史郎
山本周五郎