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赤錆
ふりがな文庫
“赤錆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あかさび
79.3%
あかさ
20.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかさび
(逆引き)
すると、驚いたことには小刀が
悉皆
(
すっかり
)
赤錆
(
あかさび
)
になっております。これを見た時、私は何ともいえない
慚愧
(
ざんき
)
悔恨の念が胸にこみ上げて来ました。
幕末維新懐古談:37 鋳物の仕事をしたはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
侍女 ええ、
錠
(
じょう
)
の
鍵
(
かぎ
)
は、がっちりささっておりましたけれど、
赤錆
(
あかさび
)
に錆切りまして、
圧
(
お
)
しますと開きました。くされて落ちたのでございます。
紅玉
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
赤錆(あかさび)の例文をもっと
(23作品)
見る
あかさ
(逆引き)
赤錆
(
あかさ
)
びたような白髪の、そして同色の
顎髯
(
あごひげ
)
を伸ばした、常時みずばなを垂らしている老人を伴れて来て、自分の家に泊めて
長屋天一坊
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
門には
赤錆
(
あかさ
)
びた鉄板の
扉
(
とびら
)
が、さも厳重に閉まって、
覗
(
のぞ
)
いてみるような
隙間
(
すきま
)
もなく、広い邸内はヒッソリと静まり返って、人のけはいもなかった。
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
赤錆(あかさ)の例文をもっと
(6作品)
見る
赤
常用漢字
小1
部首:⾚
7画
錆
漢検準1級
部首:⾦
16画
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