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錠
ふりがな文庫
“錠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じょう
78.5%
ぢやう
16.1%
じやう
1.3%
ロック
1.3%
でう
0.7%
いかり
0.7%
いたがね
0.7%
つぶ
0.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じょう
(逆引き)
ひたっと、体を、牢格子の
錠
(
じょう
)
へ押しつけた蔵六の手は、わなわなと、腰の鍵を外していた。ガチッと、掌のなかで、錠の
角
(
つの
)
が
刎
(
は
)
ねた。
雲霧閻魔帳
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
錠(じょう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ぢやう
(逆引き)
安井
(
やすゐ
)
は
門口
(
かどぐち
)
へ
錠
(
ぢやう
)
を
卸
(
おろ
)
して、
鍵
(
かぎ
)
を
裏
(
うら
)
の
家
(
うち
)
へ
預
(
あづ
)
けるとか
云
(
い
)
つて、
走
(
か
)
けて
行
(
い
)
つた。
宗助
(
そうすけ
)
と
御米
(
およね
)
は
待
(
ま
)
つてゐる
間
(
あひだ
)
、
二言
(
ふたこと
)
、
三言
(
みこと
)
、
尋常
(
じんじやう
)
な
口
(
くち
)
を
利
(
き
)
いた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
錠(ぢやう)の例文をもっと
(24作品)
見る
じやう
(逆引き)
あなたは
憐
(
あは
)
れみを知らない、あなたがどんなに私を押し込んだか、どんなに
無法
(
むはふ
)
に亂暴に私を赤いお
部屋
(
へや
)
に押し込んで
錠
(
じやう
)
を下したか、私は死ぬ日まで忘れませんわ。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
錠(じやう)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ロック
(逆引き)
扉は厳重に中から
錠
(
ロック
)
されて、押せども引けども開くことではありません。
笑う悪魔
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
錠(ロック)の例文をもっと
(2作品)
見る
でう
(逆引き)
明
(
あ
)
くれは
日曜
(
にちえう
)
、
終日
(
ひねもす
)
寢
(
ね
)
て
居
(
い
)
ても
咎
(
とが
)
むる
人
(
ひと
)
は
無
(
な
)
し、
枕
(
まくら
)
を
相手
(
あひて
)
に
芋虫
(
いもむし
)
を
眞似
(
まね
)
びて、
表
(
おもて
)
の
格子
(
こうし
)
には
錠
(
でう
)
をおろしたまゝ、
人訪
(
ひとゝ
)
へとも
音
(
おと
)
もせず、いたづらに
午後
(
ごゝ
)
四
時
(
じ
)
といふ
頃
(
ころ
)
に
成
(
なり
)
ぬれば
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
錠(でう)の例文をもっと
(1作品)
見る
いかり
(逆引き)
カカリというのは、トモとミヨシに両
錠
(
いかり
)
を入れて、コマセのために生きた川エビをオモリのついた金網に入れ、海底へ沈めてまく。
江戸前の釣り
(新字新仮名)
/
三遊亭金馬
(著)
錠(いかり)の例文をもっと
(1作品)
見る
いたがね
(逆引き)
そして断ってある二つの
錠
(
いたがね
)
をよく見ると、真物の金は僅かに
菲
(
にら
)
の葉ぐらいかかっていて、中はすっかり銅であった。
珊瑚
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
錠(いたがね)の例文をもっと
(1作品)
見る
つぶ
(逆引き)
考へても見て下さい。一日一
錠
(
つぶ
)
と言つても、その藥が一と粒が一朱、大の月で三十日として、一と月が大負けに負けて一兩二分ぢや、こちとらの手に了へねえ。
八所
(
やところ
)
借りを
銭形平次捕物控:322 死の秘薬
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
錠(つぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“錠(
錠前
)”の解説
錠前(じょうまえ、en: lock and key)とは、錠(じょう、en: lock ロック)と鍵(かぎ、en: key キー)をセットにしたものの総称。錠は扉などに取り付け開閉を妨げる機器を指す。鍵はそれを操作して解錠・施錠し開閉するための道具を指す。
(出典:Wikipedia)
錠
常用漢字
中学
部首:⾦
16画
“錠”を含む語句
手錠
大海老錠
錠前
海老錠
錠口
鉄錠
錠前屋
尾錠
南京錠
渡辺錠太郎
鰕錠
角錠
錠番
開錠
錠銀
開錠日
錠前直
錠二郎
銀錠
釘錠
...
“錠”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
江戸川乱歩
作者不詳
海野十三
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
ヴィルヘルム・カール・グリム
夏目漱石
小林多喜二
柳宗悦