“菲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にら66.7%
うす33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして断ってある二つのいたがねをよく見ると、真物の金は僅かににらの葉ぐらいかかっていて、中はすっかり銅であった。
珊瑚 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
文廟ぶんべうのあるべからざるところなり城側じやうそくは皆にらの香にして
飮食をうすくし音樂を廢するのは、死せる親を思慕して哀惜に堪へざるが故に、飮食を取る氣も起らず、音樂を聽く氣も起らぬといふ、人情に起源した禮制に外ならぬと思ふ(11)。