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菲薄
ふりがな文庫
“菲薄”の読み方と例文
読み方
割合
ひはく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひはく
(逆引き)
すなわちこの実の藍色なのは単にその実の表皮だけであって、その表皮は極めて
菲薄
(
ひはく
)
な膜質で何の色汁も含んでいない。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
アルイハ主ノ蔵スル所、アルイハ客ノ携ル所、心ヲ潜メテ以テ品賞ス。相
菲薄
(
ひはく
)
セズ。相
阿諛
(
あゆ
)
セズ。惟公論ヲ然リトナス。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
誠に宜しく聖聴を開張し、以て先帝の遺徳をあきらかにし、志士の気を
恢弘
(
かいこう
)
すべし、宜しくみだりに自ら
菲薄
(
ひはく
)
し、
喩
(
ゆ
)
をひき義をうしない、以て
忠諫
(
ちゅうかん
)
の道を
塞
(
ふさ
)
ぐべからず——
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
菲薄(ひはく)の例文をもっと
(4作品)
見る
菲
漢検1級
部首:⾋
11画
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
“菲”で始まる語句
菲才
菲
菲々
菲品
菲政
菲才浅学
“菲薄”のふりがなが多い著者
牧野富太郎
井上円了
吉川英治
永井荷風