“忠諫”の読み方と例文
読み方割合
ちゅうかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なあに、忠諫ちゅうかんの精神が足らんのさ。申しあげればかならずおわかりになる。まかりまちがえば切腹するまでのことじゃないか?」
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
とりわけ斎藤利三のごときは、年も老齢としではあるし、忠諫ちゅうかんすでにるるところとならず、大勢の見透しにも老将だけに
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
勇猛にして無欲清浄にして器量大、廉直にして隠すところなく、明敏にして能く察し、慈恵にしてしもを育す、好みて忠諫ちゅうかんを容るる等、その善き所なり
川中島合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)