“ちゅうかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
忠諫41.4%
中間37.9%
中浣3.4%
中澣3.4%
忠肝3.4%
昼間3.4%
虫噉3.4%
誅奸3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とりわけ斎藤利三のごときは、年も老齢としではあるし、忠諫ちゅうかんすでにるるところとならず、大勢の見透しにも老将だけに
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
で、松竹梅しょうちくばいと三つならべてたら、つよいのとよわいのとの両極端りょうきょくたんまつたけとで、うめはその中間ちゅうかんくらいしてるようでございます。
昭和十八年正月中浣ちゅうかん
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
冒頭まず忠肝ちゅうかんをしぼって幼帝にこうおしえているのであった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昼間ちゅうかん満都の人気を集めて、看客けんぶつの群れ集うだけ、それだけ人気ひとけのない会場は一層静かなものであった。
真珠塔の秘密 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
九相きゅうそうは死人の変化道程を説いたもので、膨張相ぼうちょうそう青瘀せいお相、相、血塗けっと相、膿瀾のうらん相、虫噉ちゅうかん相、散相、骨相、土相をいうので、何も如何に喪を緩うしたとて
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「主君のはずかしめられたとき、誅奸ちゅうかんのとき、おのれの武名の立たぬとき、——こんなくだらぬ喧嘩に刀を抜くほど、おれは腰ぬけではない」