“中間”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ちゅうげん55.6%
ちゅうかん11.1%
ちうげん6.1%
ちゆうげん6.1%
ちゆうかん5.1%
なかま5.1%
あいだ4.0%
ちうかん3.0%
なか3.0%
なかば1.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“中間”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究18.2%
社会科学 > 社会 > 社会学9.1%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸6.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
飼馬料かいばりょう、一年分で、中間ちゅうげんの仕着せができよう。馬で、藩邸通いなどは、贅沢ぜいたく沙汰さた
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こうまでは驚かねえが、旗本のお嬢さんで、手が利いて、中間ちゅうげんを一人もんどり打たせたと聞いちゃあ身動きがならねえ。
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
昼間または中間ちゅうかんのマという言葉をはじめとし、ハシマもバサマもケンズイも、もとはすべて間食ということであった。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それはトシ子ちゃんと鬼火がおどる舞台とのちょうど中間ちゅうかんの草むらの中から、とつぜんぱっと明かるい光がさして天井を照らした。
骸骨館 (新字新仮名) / 海野十三(著)
何時の間にやら、新三郎の後、平次の横手に立つてゐたのは、二十七八の小氣のきいた渡り中間ちうげん風の男です。
「女ぢや御座いません、男の方で——その御武家のお供をして來た、渡り中間ちうげん風の若い男で御座いました」
それから若黨わかたう中間ちゆうげんどもを調べたが、かれらは新參の渡り者で、勿論なんにも知らなかつた。
半七捕物帳:01 お文の魂 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
それ以外には家塾の賄方まかなひかた、格之助の若党、中間ちゆうげん、瀬田済之助の若党、中間、大工が一人、猟師が一人ゐる位のものである。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
ちょうどこの人間にんげんさるとの中間ちゆうかんにある動物どうぶつほねだといはれてをります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
この無頓著むとんちやくひとと、みちもとめるひととの中間ちゆうかん
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
まへ性根しやうね何處どこいてたとからかはれながらもあそびの中間なかまはづれざりき。
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
そうだがこのごろはどんなソサヤジーにもつらを出して。高等官の中間なかまにでもはいったように威張っているそうだ。
藪の鶯 (新字新仮名) / 三宅花圃(著)
そのうち側の椅子を引き寄せになって、やはりその、二つの帷幕とばり中間あいだの所へお掛けになりました。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
つまり、甚右衛門と親分との中間あいだに立って鎖の役を勤めようという、これは昼日中でさえ相当の難事なのに、かてて加えてこのくらさ、この吹降り。
勘次かんじはつく/″\と中間ちうかんいたせてくびれたたわらた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
大評判おほひやうばん怪窟くわいくつ※それは、東京とうきやう横濱よこはまとの中間ちうかんで、川崎かはさきからも鶴見つるみからも一らずのところである。
ひとりいふ、クリストの受難の時は、月退しざりて中間なかへだてしため、日の光地に達せざりきと 九七—九九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「どんな連中もこんな連中もねえ、その時分の大部屋のものは内密ないしょでみんな稼いだんだ。——そのまた中間なかへ入ってサヤをとる奴なんぞいたんだ。」
春泥 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
夢とまことの中間なかばなり。
北村透谷詩集 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)