中間なか)” の例文
「どんな連中もこんな連中もねえ、その時分の大部屋のものは内密ないしょでみんな稼いだんだ。——そのまた中間なかへ入ってサヤをとる奴なんぞいたんだ。」
春泥 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
ひとりいふ、クリストの受難の時は、月退しざりて中間なかへだてしため、日の光地に達せざりきと 九七—九九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
中間なかを突き抜けた九十郎
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
中間なかはいつてした所業しわざ
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)