“大評判”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおひょうばん36.4%
おほひやうばん27.3%
センセイショナル18.2%
だいひょうばん9.1%
だいひやうばん9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さあ、さあ、大評判おおひょうばん文福ぶんぶくちゃがまにえて、手足てあしえて、綱渡つなわたりのかるわざから、かれおどりのふしぎな芸当げいとう評判ひょうばんじゃ、評判ひょうばんじゃ。
文福茶がま (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
はがらず迷信家めいしんか信仰心しんこうしん喚起よびおこし、あるひまた山師輩やましはいじやうずるところとなつて、たちまちのうち評判ひやうばん大評判おほひやうばん『お穴樣あなさま』とび『岩窟神社がんくつじんじや』ととなへ、參詣人さんけいにんきもらず。
記憶のよい人々は、あるいは覚えているかも知れない。大正六年の九月の末に、東京大阪の各新聞紙が筆をそろえて報道した唐沢男爵だんしゃくの愛嬢瑠璃子るりこの結婚を。それは近年にない大評判センセイショナルな結婚であった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
ちょうどそのころ、スコーネ地方にある事件じけんが起こりました。それは大評判だいひょうばんになって、新聞にまでのりました。
つぶすばかりにて誰云となく大評判だいひやうばんとなり紅屋は不審ふしんはれかくもと大和屋三郎兵衞方へいたり前の段を物語り後難こうなんおそろしければ何に致せ表札と幕を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)