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後難
ふりがな文庫
“後難”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうなん
80.0%
ごなん
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうなん
(逆引き)
潰
(
つぶ
)
すばかりにて誰云となく
大評判
(
だいひやうばん
)
となり紅屋は
不審
(
ふしん
)
晴
(
はれ
)
ず
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
もと大和屋三郎兵衞方へ
到
(
いた
)
り前の段を物語り
後難
(
こうなん
)
も
恐
(
おそ
)
ろしければ何に致せ表札と幕を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
その
後難
(
こうなん
)
の
人身御供
(
ひとみごくう
)
の意味で留守居を押附けられ、米友は、主人の居間であった
贅沢
(
ぜいたく
)
な一間でゴロリと横になっている。その傍には例によって槍が一本あります。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
後難(こうなん)の例文をもっと
(4作品)
見る
ごなん
(逆引き)
「いや、しかし、御苦労ぢや。
其処
(
そこ
)
で何か、すぐに羽黒へ帰らいで、屑屋を掴んだまゝ、
御坊
(
ごぼう
)
関所
近
(
ぢか
)
く参られたは、其の男に
後難
(
ごなん
)
あらせまい遠慮かな。」
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
後難(ごなん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“後難”の意味
《名詞》
後 難 (こうなん, ごなん)
あとになって起こる災難。
(出典:Wiktionary)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
難
常用漢字
小6
部首:⾫
18画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世
“後難”のふりがなが多い著者
作者不詳
三遊亭円朝
中里介山
泉鏡花