“大評定”の読み方と例文
読み方割合
だいひょうじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先月の二十六日——あれは麦の片づく時分でしたが、とうとう福島のお役所からお役人に出張してもらいまして、その時も大評定だいひょうじょう
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
今一度は例の黒船騒ぎで、交易を許すか許さないかの大評定だいひょうじょうで、尾州の殿様(徳川慶勝よしかつ)の御出府の時。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
全国の諸大名が江戸城に集まって、交易を許すか許すまいかの大評定だいひょうじょうも始まろうとしているという。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)