“評定役”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひょうじょうやく50.0%
ひやうぢやうやく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分は筋目すじめの家柄ではあるが、まだ評定役ひょうじょうやくでしかないし、それに考えることもあるので、重臣会議にはなるべく出ないようにしている。
「大学はおれの思ったとおりに増長する、このあいだ評定役ひょうじょうやくの会議があった、そのとき、遠山勘解由かげゆひとりが異をとなえた」
評定役ひやうぢやうやく、著座、大番頭おおばんがしら出入司しゆつにふづかさ、小姓頭、目附役の順序を以て、幕府の目附に謁し、杯を受けるのであるに、著座と称する家柄の采女がかへつて目附役の次に出された。
椙原品 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)