“勘解由”の読み方と例文
読み方割合
かげゆ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、秀次は、年まだ十七の弱冠じゃっかんである。そこで秀吉は、自分の左右から、木下助右衛門と、同姓の勘解由かげゆのふたりを選抜して
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「大学はおれの思ったとおりに増長する、このあいだ評定役ひょうじょうやくの会議があった、そのとき、遠山勘解由かげゆひとりが異をとなえた」
文中にもある馬込まごめ氏は、江戸宿の里長馬込勘解由かげゆの家柄で、徳川氏が江戸に来たとき、駄馬人夫を率いて迎えた名望家で