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弱冠
ふりがな文庫
“弱冠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じゃっかん
86.7%
じやくくわん
6.7%
はたち
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じゃっかん
(逆引き)
しかし、秀次は、年まだ十七の
弱冠
(
じゃっかん
)
である。そこで秀吉は、自分の左右から、木下助右衛門と、同姓の
勘解由
(
かげゆ
)
のふたりを選抜して
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
弱冠(じゃっかん)の例文をもっと
(13作品)
見る
じやくくわん
(逆引き)
〔評〕南洲
弱冠
(
じやくくわん
)
の時、
藤田東湖
(
ふじたとうこ
)
に
謁
(
えつ
)
す、東湖は
重瞳子
(
ちやうどうし
)
、
躯幹
(
くかん
)
魁傑
(
くわいけつ
)
にして、
黄麻
(
わうま
)
の
外套
(
ぐわいとう
)
を
被
(
き
)
、
朱室
(
しゆざや
)
の
長劒
(
ちやうけん
)
を
佩
(
さ
)
して南洲を
邀
(
むか
)
ふ。南洲一見して
瞿然
(
くぜん
)
たり。乃ち室内に入る、一大白を
屬
(
ぞく
)
して
酒
(
さけ
)
を
侑
(
すゝ
)
めらる。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
弱冠(じやくくわん)の例文をもっと
(1作品)
見る
はたち
(逆引き)
断っておくが、井深君の齢は、そんな
身形
(
みなり
)
をしても、未だ三十二歳には少し間があって、しかもその実際よりも更に三つ四つ若く、つまり
弱冠
(
はたち
)
そこそこにしか見えないような童顔をしていた。
嘘
(新字新仮名)
/
渡辺温
(著)
弱冠(はたち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“弱冠”の意味
《名詞》
弱冠(じゃっかん)
二十歳の異称。はたち。
(本来的には誤用、修飾に用いて)若くして
(出典:Wiktionary)
弱
常用漢字
小2
部首:⼸
10画
冠
常用漢字
中学
部首:⼍
9画
“弱”で始まる語句
弱
弱音
弱々
弱虫
弱法師
弱点
弱火
弱腰
弱気
弱味
“弱冠”のふりがなが多い著者
秋月種樹
福沢諭吉
吉川英治
渡辺温
永井荷風
岡本綺堂