“弱冠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゃっかん86.7%
じやくくわん6.7%
はたち6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、秀次は、年まだ十七の弱冠(じゃっかん)である。そこで秀吉は、自分の左右から、木下助右衛門と、同姓の勘解由(かげゆ)のふたりを選抜して
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
〔評〕南洲弱冠(じやくくわん)の時、藤田東湖(ふじたとうこ)に謁(えつ)す、東湖は重瞳子(ちやうどうし)、躯幹(くかん)魁傑(くわいけつ)にして、黄麻(わうま)の外套(ぐわいとう)を被(き)、朱室(しゆざや)の長劒(ちやうけん)を佩(さ)して南洲を邀(むか)ふ。南洲一見して瞿然(くぜん)たり。乃ち室内に入る、一大白を屬(ぞく)して酒(さけ)を侑(すゝ)めらる。
断っておくが、井深君の齢は、そんな身形(みなり)をしても、未だ三十二歳には少し間があって、しかもその実際よりも更に三つ四つ若く、つまり弱冠(はたち)そこそこにしか見えないような童顔をしていた。
嘘 (新字新仮名) / 渡辺温(著)