“弱気”のいろいろな読み方と例文
旧字:弱氣
読み方割合
よわき80.0%
ウイークネス20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、こういたわると、としとったがんは、わかいものにみずからのちからおとろえと、弱気よわきせまいと努力どりょく努力どりょくをつづけてんでいました。
がん (新字新仮名) / 小川未明(著)
チャイコフスキーの弱気よわきは徹底的で、喝采かっさいに好い心持こころもちになるなどはもってのほかのことであり、自分に集まる人気や讃辞さえも極度に恐れる風があった。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
あの気性スピリットだから、攘夷派が二三度攻撃したからって、それで恐入ってしまうような弱気ウイークネスな男じゃない……入関禁制の布令ふれを聞くと、ケチのついた荷など引きとれねえというんで
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)