“じゃっかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
若干56.3%
弱冠40.6%
若冠3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もし釈迦しゃかの呼吸した雪山の空気の中にこのガスの若干じゃっかん量が混じていたならば、仏教もよほど異なったものができたかもしれず
脳髄の進化 (新字新仮名) / 丘浅次郎(著)
長老のいましめをかえりみず、はなはだしきは弱冠じゃっかんの身をもって国家の政治を談じ、ややもすればかみを犯すの気風あるが如し。
徳育如何 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
世間も知らないそんな若冠じゃっかんの子を遠くへ見送るのに、当時の若い母親は健気けなげであった。しかも戦乱に次ぐ戦乱の世であった。
剣の四君子:03 林崎甚助 (新字新仮名) / 吉川英治(著)