“喚起”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よびおこ62.5%
かんき31.3%
くわんき6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女の周囲を渦巻きめぐっているであろう幾多の現実的な危険さに対する私等のアラユル常識を喚起よびおこして、一種のローマンチックな
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
このことについては、帆村は田鍋捜査課長にも報告して、その注意を喚起かんきした。課長は帆村ほどこの問題を重大視はしていない。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
すなは戰時中せんじちう膨張ぼうちやうした日本にほん經濟けいざい戰後せんごおい收縮しうしゆくした状態じやうたいついての國民自體こくみんじたい自覺じかく喚起くわんきすることが非常ひじやう必要ひつえうである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)