“喚声”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんせい84.6%
さけびごえ7.7%
わめきごえ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夕方になると、士官学校の校庭から、『わ——っ』という喚声かんせいがわき上って、谷一つへだてた、北伊賀町のあたりへ響いて来た。
四谷、赤坂 (新字新仮名) / 宮島資夫(著)
花火の音と一緒に、狂喜する喚声さけびごえが遠く近く響き渡る。正太と三吉は、河岸を一廻りして戻って来た。娘達はそろって出掛けようとした。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「わあーっ」と喚声わめきごえをあげながら、廊下の外へ走り出した。
骸骨島の大冒険 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)