“無法”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むはふ61.5%
むほう15.4%
むほふ15.4%
むはう7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小児せうにの如くタワイなく、意気地いくぢなく、湾白わんぱくで、ダヾをこねて、あそずきで、無法むはふで、歿分暁わからずやで、或時あるときはおやま大将たいしやうとなりて空威張からゐばりをし
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
もし無法むほうなものがあって、わたしたちにいしげたり、またらえたりするものがあれば、そのものはみんなからばっせられるでありましょう……。
兄弟のやまばと (新字新仮名) / 小川未明(著)
勿論もちろんきみ御决心ごけつしんで、運命うんめいまつたてんまかせて、ふたゝ小端艇せうたんていで、印度洋インドやうなみえて、本國ほんごくへおかへりにならうとつしやれば、仕方しかたがありませんが、わたくしけつして、其樣そん無法むほふことのぞみません
騙詐かたり世渡よわた上手じやうず正直しやうぢき無気力漢いくぢなし無法むはう活溌くわつぱつ謹直きんちよく愚図ぐづ泥亀すつぽんてんとんびふちをどる、さりとは不思議ふしぎづくめのなかぞかし。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)