トップ
>
泥亀
ふりがな文庫
“泥亀”のいろいろな読み方と例文
旧字:
泥龜
読み方
割合
すっぽん
56.3%
どろがめ
18.8%
すつぽん
12.5%
スッポン
6.3%
テラピン
6.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すっぽん
(逆引き)
と、指令をいうような沈痛な語気の折竹に、ロイスもカムポスも
唖然
(
あぜん
)
となってしまった。
泥亀
(
すっぽん
)
でさえ、精々十尺とはもぐれまい。
人外魔境:05 水棲人
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
泥亀(すっぽん)の例文をもっと
(9作品)
見る
どろがめ
(逆引き)
石段を登り切ったところで、哀れな乞食は、
陸
(
おか
)
の上へあがった
泥亀
(
どろがめ
)
のように、臆病らしく
四下
(
あたり
)
を見廻していたが、するうちまた這い歩きはじめた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
泥亀(どろがめ)の例文をもっと
(3作品)
見る
すつぽん
(逆引き)
騙詐
(
かたり
)
が
世渡
(
よわた
)
り
上手
(
じやうず
)
で
正直
(
しやうぢき
)
が
無気力漢
(
いくぢなし
)
、
無法
(
むはう
)
が
活溌
(
くわつぱつ
)
で
謹直
(
きんちよく
)
が
愚図
(
ぐづ
)
、
泥亀
(
すつぽん
)
は
天
(
てん
)
に
舞
(
ま
)
ひ
鳶
(
とんび
)
は
淵
(
ふち
)
に
躍
(
をど
)
る、さりとは
不思議
(
ふしぎ
)
づくめの
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
ぞかし。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
泥亀(すつぽん)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
スッポン
(逆引き)
そうして間もなく、この“
Nord-Malekula
(
ノルド・マレクラ
)
”を三人が出ていった。果実や
泥亀
(
スッポン
)
の乾肉をしこたまこしらえて、また、
独木舟
(
プラウー
)
にのり大洋中にでたのだ。しかし、今度は目的地もない。
「太平洋漏水孔」漂流記
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
泥亀(スッポン)の例文をもっと
(1作品)
見る
テラピン
(逆引き)
人糞を、このんで食う
泥亀
(
テラピン
)
をとっては、この数日間二人は腹をみたしていた。しかし彼には、この沼をわたる方法がない。
「太平洋漏水孔」漂流記
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
泥亀(テラピン)の例文をもっと
(1作品)
見る
“泥亀”の解説
泥亀(でいき)は、神奈川県横浜市金沢区の町名。現行行政地名は泥亀一丁目及び泥亀二丁目。住居表示実施済み区域。郵便番号236-0021(集配局:横浜金沢郵便局)。
(出典:Wikipedia)
泥
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
亀
常用漢字
中学
部首:⼄
11画
“泥”で始まる語句
泥
泥濘
泥鰌
泥土
泥溝
泥棒
泥水
泥坊
泥酔
泥田
“泥亀”のふりがなが多い著者
小栗虫太郎
内田魯庵
吉川英治
徳田秋声
正岡子規
長谷川時雨
永井荷風
夢野久作
泉鏡花
岡本綺堂