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泥亀
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どろがめ
ふりがな文庫
“
泥亀
(
どろがめ
)” の例文
旧字:
泥龜
石段を登り切ったところで、哀れな乞食は、
陸
(
おか
)
の上へあがった
泥亀
(
どろがめ
)
のように、臆病らしく
四下
(
あたり
)
を見廻していたが、するうちまた這い歩きはじめた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
自らその蛮勇なしと
省
(
かえり
)
みたならば
徒
(
いたずら
)
に
空
(
す
)
いた電車を待つよりも、
泥亀
(
どろがめ
)
の歩み
遅々
(
ちち
)
たれども、自動車の通らない
横町
(
よこちょう
)
あるいは市区改正の破壊を
免
(
まぬか
)
れた旧道をてくてくと歩くに
如
(
し
)
くはない。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
橋の下の
泥亀
(
どろがめ
)
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“泥亀”の解説
泥亀(でいき)は、神奈川県横浜市金沢区の町名。現行行政地名は泥亀一丁目及び泥亀二丁目。住居表示実施済み区域。郵便番号236-0021(集配局:横浜金沢郵便局)。
(出典:Wikipedia)
泥
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
亀
常用漢字
中学
部首:⼄
11画
“泥”で始まる語句
泥
泥濘
泥鰌
泥土
泥溝
泥棒
泥水
泥坊
泥酔
泥田