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どろがめ
ふりがな文庫
“どろがめ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
泥亀
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泥亀
(逆引き)
石段を登り切ったところで、哀れな乞食は、
陸
(
おか
)
の上へあがった
泥亀
(
どろがめ
)
のように、臆病らしく
四下
(
あたり
)
を見廻していたが、するうちまた這い歩きはじめた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
自らその蛮勇なしと
省
(
かえり
)
みたならば
徒
(
いたずら
)
に
空
(
す
)
いた電車を待つよりも、
泥亀
(
どろがめ
)
の歩み
遅々
(
ちち
)
たれども、自動車の通らない
横町
(
よこちょう
)
あるいは市区改正の破壊を
免
(
まぬか
)
れた旧道をてくてくと歩くに
如
(
し
)
くはない。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
橋の下の
泥亀
(
どろがめ
)
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
どろがめ(泥亀)の例文をもっと
(3作品)
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