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あかさび
ふりがな文庫
“あかさび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
赤錆
85.2%
赤鏽
14.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤錆
(逆引き)
僕等は
芒
(
すすき
)
の穂を出した中を「悠々荘」の
後
(
うし
)
ろへ
廻
(
まわ
)
って見た。そこにはもう
赤錆
(
あかさび
)
のふいた
亜鉛葺
(
とたんぶき
)
の
納屋
(
なや
)
が
一棟
(
ひとむね
)
あった。
悠々荘
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
この島の神様
赤水
(
あかみず
)
明神は姫神でした。この水を
掬
(
く
)
んで歯をお染めになろうとすると水の色が
赤錆
(
あかさび
)
色であったので、また
銕漿水
(
おはぐろみず
)
という名前もありました。
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
あかさび(赤錆)の例文をもっと
(23作品)
見る
赤鏽
(逆引き)
井戸——といっても
味噌樽
(
みそだる
)
を埋めたのに
赤鏽
(
あかさび
)
の浮いた
上層水
(
うわみず
)
が四分目ほど溜ってる——の所でアネチョコといい慣わされた舶来の雑草の根に出来る
薯
(
いも
)
を洗っていると
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
観覧車も今は
闃
(
げき
)
として鉄骨のペンキも剥げて
赤鏽
(
あかさび
)
が吹き、土台のたたきは破れこぼちてコンクリートの砂利が
喰
(
は
)
み出している。殺風景と云うよりはただ何となくそぞろに荒れ果てた景色である。
障子の落書
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
あかさび(赤鏽)の例文をもっと
(4作品)
見る
“あかさび”の意味
《名詞》
あかさび【赤錆】
鉄の表面が酸化してできる錆。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
あかさ