“赤水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あかみず50.0%
せきすい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この島の神様赤水あかみず明神は姫神でした。この水をんで歯をお染めになろうとすると水の色が赤錆あかさび色であったので、また銕漿水おはぐろみずという名前もありました。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ああ、師父しふか。師父はな、これより北のかた、二千八百里、この流沙河りゅうさが赤水せきすい墨水ぼくすいと落合うあたりに、いおりを結んでおられる。お前さんの道心どうしんさえ堅固なら、ずいぶんと、教訓おしえも垂れてくだされよう。
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)