“教訓”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きょうくん28.6%
おしえ19.0%
けうくん19.0%
をしへ14.3%
いましめ4.8%
けふくん4.8%
ため4.8%
モラール4.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“教訓”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語(児童)23.1%
文学 > 英米文学 > 戯曲16.7%
哲学 > キリスト教 > 聖書16.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
おまえはそれをきみょうだと思うか。犬が人間に教訓きょうくんさずけるのはきみょうだろう。だがこれはほんとうだよ。
いざるは、まず、りすにかって、いましがたくも教訓きょうくん物語ものがたりました。
深山の秋 (新字新仮名) / 小川未明(著)
お種は、気の置けない弟の前ですら、夫のうわさすることをずるという風であった。夫から受けた深い苦痛——その心を他人に訴えるということは、父の教訓おしえが許さなかった。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
わたくしはそこで乙姫様おとひめさまからいろいろと有難ありがた教訓おしえやら、お指図さしずやら、またおやさしいなぐさめのお言葉ことばやらをいただきました。
邪氣あどけなき一少女せうぢよ夢物語ゆめものがたり滑稽こつけいうちおのづか教訓けうくんあり。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
乳母 はれま、結構けっこうなお教訓けうくんぢゃ、すがら此處こゝ居殘ゐのこっても、聽聞ちゃうもんがしたいわいの。
と言ひ言ひしてゐる。——成程教訓をしへだ、よしんば新聞記者になれなかつたにしても大学教授にはなる事が出来る。
少年せうねんのためになるやうな教訓をしへを七まいばかりの短冊たんざくいてれました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
このことが絶好の教訓いましめとなって、源空は仏道に精進し、そのため次第に位置も進み、やがて一箇寺の住職となり、老年となるや高僧として、諸人に渇仰かつごうされるようになったが、そうなってからも疑問だったのは、
一枚絵の女 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
屠蘇とそましながら、言葉ことばしづかにつてかした教訓けふくんけつしてめづらしいせつではなかつたのです。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
茲でまた一言お断りして置かねばならないのは、つひぞ我々の口の端に、取るに足らないやうな話題がのぼつた例しのないことで、元来わしは礼節に適つた、所謂、面白くて教訓ためになるやうな話がいつも好きなのぢや。
西洋人の詩にも漢詩にも、そうした傾向のものがいくらかはあるかもしれないが、浅学な私の知る範囲内では、外国の詩には自我と外界との対立がいつもあまりに明白に立っており、そこから理屈フィロソフィーが生まれたり教訓モラールが組み立てられたりする。
日本人の自然観 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)