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教訓
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きょうくん
ふりがな文庫
“
教訓
(
きょうくん
)” の例文
「とんだ
災難
(
さいなん
)
を
招
(
まね
)
いたがいまさらいたしかたもない。
裁判所
(
さいばんしょ
)
へ来てごらん、
教訓
(
きょうくん
)
になることがあるであろう」
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
孟子
(
もうし
)
の、「
慮
(
おもんぱか
)
らざる所にして知るものは人の良知なり」と言った通り、
慮
(
おもんぱか
)
らずして、ほとんど無意識に
会得
(
えとく
)
してある
教訓
(
きょうくん
)
に従うを道徳と称するものでなかろうか。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
そして
彼
(
かれ
)
がえらい
音楽家
(
おんがくか
)
になったのは、ゆたかな
天分
(
てんぶん
)
と
苦
(
くる
)
しい
努力
(
どりょく
)
とによるのですが、また
幼
(
おさな
)
い
時
(
とき
)
にゴットフリートから
受
(
う
)
けた
教訓
(
きょうくん
)
は、ふかく
心
(
こころ
)
にきざみこまれていて
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
人間
(
にんげん
)
は、ただ
生
(
い
)
きのびたからといって、たいした
仕事
(
しごと
)
をするものでない。この
兄弟
(
きょうだい
)
のように、みんなの
心
(
こころ
)
に、いつまでも
忘
(
わす
)
れられない
教訓
(
きょうくん
)
を
遺
(
のこ
)
せば、それでりっぱなものだ。
村の兄弟
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
柔和
(
にゅうわ
)
なる者は幸いなりとは、
基督
(
キリスト
)
の
教訓
(
きょうくん
)
であるが、
汝
(
なんじ
)
に敵する者を愛せよとか、あるいは
汝
(
なんじ
)
を迫害する者に
復仇
(
ふっきゅう
)
するなかれとか、
汝
(
なんじ
)
に一里の道を
強
(
し
)
うる者あらば二里を
歩
(
あゆ
)
めとか
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
▼ もっと見る
わたしが動物たちに
教訓
(
きょうくん
)
をあたえるのは、同時にわたしがかれらから教訓を受けることになるのだ。わたしはあれらのちえを進めてやったが、あれらはわたしの
品性
(
ひんせい
)
を作ってくれた
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「あんなところまでいったのか。なるほど、一
時
(
じ
)
は
化
(
ば
)
け
物
(
もの
)
も
出
(
で
)
るといううわさがあったよ。いい
教訓
(
きょうくん
)
になることだから、あの
家
(
いえ
)
の
話
(
はなし
)
をしてあげよう……。」と、
叔父
(
おじ
)
さんは、
武
(
たけ
)
ちゃんに
武ちゃんと昔話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
老
(
お
)
いざるは、まず、りすに
向
(
む
)
かって、いましがた
見
(
み
)
た
雲
(
くも
)
の
教訓
(
きょうくん
)
を
物語
(
ものがた
)
りました。
深山の秋
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
犬が人間に
教訓
(
きょうくん
)
を
授
(
さず
)
けるのはきみょうだろう。だがこれはほんとうだよ。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
教
常用漢字
小2
部首:⽁
11画
訓
常用漢字
小4
部首:⾔
10画
“教訓”で始まる語句
教訓的