“復仇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふっきゅう72.7%
ふくしう9.1%
ふくきう9.1%
フッキュウ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
犯人はいまだ不明であるが、多分同人をうらんでいた者の復仇ふっきゅうらしい見込みである。警視庁では同人を連れ去った自動車と運転手を極力きょくりょく厳探中げんたんちゅうである云々
柿色の紙風船 (新字新仮名) / 海野十三(著)
だい三の化物ばけもの本體ほんたい動物どうぶつで、その目的もくてきによつて惡戯あくぎためと、復仇ふくしうためとにわかつ、惡戯あくぎはう如何いかにも無邪氣むじやきで、きつねたぬき惡戯あくぎ何時いつでもひとわらひのたねとなり、如何いかにも陽氣やうき滑稽的こつけいてきである。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
大入道おほにふだう、一つ小僧こぞうなどはそれである。しか復仇ふくきうはう鍋島なべしま猫騷動ねこさうどうのやうに隨分ずゐぶんしつこい。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
復仇フッキュウノ事、必ズ、時ノ奉行ニ至リテ、理非、黒白ヲ明カニシ、ソノ命ヲ受ク。コレ古来ノ法ナリ。世説セイセツニ、奉行ヘ告グルハ、身ヲマットウセントスル心アルヤニ似タリ。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)