“ふくしう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
復讐75.0%
復讎12.5%
復仇4.2%
復習4.2%
福州4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
富岡はゆき子に復讐ふくしうするやうな眼で、酔つぱらひの化粧のはげた、醜いゆき子を嫌悪けんをの表情でみつめた。この女との幕は終つたやうな気がした。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
復讎ふくしうだかもしれないのだ。お葉は年齡の醜い影を見たかなかつた。また嵐が草木を折るやうな奪略を恐れた。
三十三の死 (旧字旧仮名) / 素木しづ(著)
だい三の化物ばけもの本體ほんたい動物どうぶつで、その目的もくてきによつて惡戯あくぎためと、復仇ふくしうためとにわかつ、惡戯あくぎはう如何いかにも無邪氣むじやきで、きつねたぬき惡戯あくぎ何時いつでもひとわらひのたねとなり、如何いかにも陽氣やうき滑稽的こつけいてきである。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
(三)化物ばけもの惡戲あくぎため復仇ふくしうため) (四)精靈せいれう (五)怪動物くわいどうぶつ
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
そこあいちやんは恰度ちやうど稽古けいこときのやうに前掛まへかけうへ兩手りやうてんで、それを復習ふくしうはじめました、が其聲そのこゑ咳嗄しわがれてへんきこえ、其一語々々そのいちご/\平常いつもおなじではありませんでした。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
主人しゆじんは、支那しな福州ふくしう大商賈おほあきんどで、きやくは、それも、和蘭陀オランダ富豪父子かねもちおやこと、しま酋長しうちやうなんですがね、こゝでね、みんながね、たゞひとツ、それだけにいて繰返くりかへしてはなしてたのは、——のね
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)