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復讎
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ふくしう
ふりがな文庫
“
復讎
(
ふくしう
)” の例文
「どうせ、おめえ
等
(
ら
)
やうに
紺屋
(
こんや
)
の
弟子
(
でし
)
見
(
み
)
てえな
手足
(
てあし
)
の
者
(
も
)
な
牛蒡
(
ごばう
)
でも
檐
(
かつ
)
いで
歩
(
ある
)
くのにや
丁度
(
ちやうど
)
よかんべ」
復讎
(
ふくしう
)
でも
仕得
(
しえ
)
たやうな
容子
(
ようす
)
で
爺
(
ぢい
)
さんはいつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
復讎
(
ふくしう
)
だかもしれないのだ。お葉は年齡の醜い影を見たかなかつた。また嵐が草木を折るやうな奪略を恐れた。
三十三の死
(旧字旧仮名)
/
素木しづ
(著)
森林が人間を
威嚇
(
ゐかく
)
した、その
復讎
(
ふくしう
)
の旋律が、いま
酬
(
かへ
)
つて来るとともに、私の生活を、原始の自然に
繋
(
つな
)
ぐ
紐帯
(
ちうたい
)
も、ズタズタに引きちぎられたのだ、人情の結氷点が近づいたのだ
亡びゆく森
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
復
常用漢字
小5
部首:⼻
12画
讎
漢検1級
部首:⾔
23画
“復讎”で始まる語句
復讎心