“紐帯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゅうたい66.7%
じゅうたい11.1%
ちうたい11.1%
ひもおび11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この「脅迫的教書」は、「ことのなりゆきでは、アメリカ大陸とヨーロッパ列強との紐帯ちゅうたいが、断ち切られるのは遠くない」
黒田清隆の方針 (新字新仮名) / 服部之総(著)
例えば一体的な紐帯じゅうたいというものはなくて、個人的、階級的、宗教的、民族的な分化と対立だけがあるような社会は、このような社会関係に立っているといってよい。
政治学入門 (新字新仮名) / 矢部貞治(著)
森林が人間を威嚇ゐかくした、その復讎ふくしうの旋律が、いまかへつて来るとともに、私の生活を、原始の自然につな紐帯ちうたいも、ズタズタに引きちぎられたのだ、人情の結氷点が近づいたのだ
亡びゆく森 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)
男子はアダム以前の丸裸、婦人は浴衣ゆかた紐帯ひもおびであったと思う。海岸に売店一つなく、太平洋の真中から吹いて来る無垢むくの潮風がいきなり松林に吹き込んでこぼれ落ちる針葉の雨に山蟻やまありを驚かせていた。
海水浴 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)