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紐釦
ふりがな文庫
“紐釦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ボタン
50.0%
ぼたん
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ボタン
(逆引き)
紐釦
(
ボタン
)
が出ていてこれを踏みさえすれば、隣室に忍んでいる用心棒が私の背後の
闥
(
たつ
)
を排して、ニュウッと現れる仕組みになっていたのであった。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
なんという型のものであるか私には判らぬけれども、ひとめ見た印象で言えば、シルレルの外套である。
天鵞絨
(
ビロード
)
と
紐釦
(
ボタン
)
がむやみに多く、色は見事な
銀鼠
(
ぎんねず
)
であって、話にならんほどにだぶだぶしていた。
ダス・ゲマイネ
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
紐釦(ボタン)の例文をもっと
(2作品)
見る
ぼたん
(逆引き)
天鵞絨と
紐釦
(
ぼたん
)
がむやみに多く、色は見事な銀鼠であつて、話にならんほどにだぶだぶしてゐた。そのつぎには顏である。
ダス・ゲマイネ
(旧字旧仮名)
/
太宰治
(著)
この骸骨が軍服を着けて、
紐釦
(
ぼたん
)
ばかりを光らせている所を見たら、覚えず胴震が出て心中で嘆息を漏した、「
嗚呼
(
ああ
)
戦争とは——これだ、これが即ち其姿だ」
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
紐釦(ぼたん)の例文をもっと
(2作品)
見る
紐
漢検準1級
部首:⽷
10画
釦
漢検準1級
部首:⾦
11画
“紐”で始まる語句
紐
紐育
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紐線
紐小刀
紐鎖
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釦紐
“紐釦”のふりがなが多い著者
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橘外男
太宰治