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闥
ふりがな文庫
“闥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たつ
50.0%
ドア
27.8%
とびら
11.1%
こもん
5.6%
ドーア
5.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たつ
(逆引き)
待つこと一分ならざるに眼光
烱々
(
けいけい
)
たる老人あり。
闥
(
たつ
)
を排して入り来り、英語にて「よく来た、まあ坐れ」と言う。勿論辜鴻銘先生なり。
北京日記抄
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
闥(たつ)の例文をもっと
(9作品)
見る
ドア
(逆引き)
出来るだけ落ち付き払って、如何にも自分の家の客間へ出て来た若い貴族と言った態度で、私は
闥
(
ドア
)
の中へ一歩入って行きました。
新奇談クラブ:07 第七夜 歓楽の夢魔
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
闥(ドア)の例文をもっと
(5作品)
見る
とびら
(逆引き)
今しもそこに
悄然
(
しょうぜん
)
と涙を呑んで
黙祷
(
もくとう
)
していたらしい一団は私が
闥
(
とびら
)
をはいると同時に涙の筋をひいた顔を挙げて目礼したが
ナリン殿下への回想
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
闥(とびら)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
こもん
(逆引き)
翌日張は華陰を出発して、十日ばかりの後に
偃師
(
えんし
)
という処まで往った。そして、旅館に着いて休息していると、
闥
(
こもん
)
を開けて入ってきた者があった。それは黄いろな服を着たかの脚夫であった。
賭博の負債
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
闥(こもん)の例文をもっと
(1作品)
見る
ドーア
(逆引き)
闥
(
ドーア
)
を
排
(
はい
)
して這入って来るや否や、どうだ相変らず
頑健
(
がんけん
)
かねと聞かざるを得なかったくらいである。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
闥(ドーア)の例文をもっと
(1作品)
見る
“闥”の意味
《名詞》
王宮の門。
(出典:Wiktionary)
闥
漢検1級
部首:⾨
21画
“闥”を含む語句
乾闥婆
乾闥婆城
乾闥婆大刀軍将
大闥
阿闥婆
“闥”のふりがなが多い著者
アンリ・ド・レニエ
野村あらえびす
尾崎紅葉
北村四海
橘外男
夏目漱石
国木田独歩
野村胡堂
泉鏡花
田中貢太郎