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闥
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とびら
ふりがな文庫
“
闥
(
とびら
)” の例文
今しもそこに
悄然
(
しょうぜん
)
と涙を呑んで
黙祷
(
もくとう
)
していたらしい一団は私が
闥
(
とびら
)
をはいると同時に涙の筋をひいた顔を挙げて目礼したが
ナリン殿下への回想
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
(公子のさしずにより、姿見に錦の
蔽
(
おおい
)
を掛け、
闥
(
とびら
)
に
入
(
い
)
る。)
海神別荘
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そしてそのままつかつかと足速に扉の方に近付いて私の方も振り向かれずにそのまま
闥
(
とびら
)
を排してしまわれた。
ナリン殿下への回想
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
侍女三人ずつ、一方は
闥
(
とびら
)
のうちへ。一方は廻廊に退場。
海神別荘
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
森閑
(
ひっそり
)
しているようですけれどどこに耳が付いていないにも限りません。用心しましょう」とシャアが私の耳許で
囁
(
ささや
)
いた。その途端に、コトリコトリと廊下に、跫音がして、
闥
(
とびら
)
が静かに開かれた。
ナリン殿下への回想
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
“闥”の意味
《名詞》
王宮の門。
(出典:Wiktionary)
闥
漢検1級
部首:⾨
21画
“闥”を含む語句
乾闥婆
乾闥婆城
乾闥婆大刀軍将
大闥
阿闥婆