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黙祷
ふりがな文庫
“黙祷”のいろいろな読み方と例文
旧字:
默祷
読み方
割合
もくとう
97.1%
もくたう
2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もくとう
(逆引き)
その
黙祷
(
もくとう
)
をうけながらお蝶が一歩うしろへ
退
(
さが
)
って、石神堂の扉をギイと押したかと思いますと、掻き消すごとく、姿を堂の中へ隠しました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今しもそこに
悄然
(
しょうぜん
)
と涙を呑んで
黙祷
(
もくとう
)
していたらしい一団は私が
闥
(
とびら
)
をはいると同時に涙の筋をひいた顔を挙げて目礼したが
ナリン殿下への回想
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
黙祷(もくとう)の例文をもっと
(34作品)
見る
もくたう
(逆引き)
僕等は数列の椅子に
就
(
つい
)
て居る
敬虔
(
けいけん
)
な信者の
黙祷
(
もくたう
)
を驚かさない様にと心掛けて靴音を潜め
乍
(
なが
)
ら壁画の中にリユウバンスの諸作を探して歩いた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
未
(
ま
)
だ
巴里
(
パリイ
)
のノオトル・ダムを観る暇の無かつた晶子は
之
(
これ
)
に
見恍
(
みと
)
れて居る。周囲の
礼拝
(
らいはい
)
室に静かに
黙祷
(
もくたう
)
に耽つて居る五六人の女が居た。響くものは僕等の靴と
草履
(
ざうり
)
の音
丈
(
だけ
)
である。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
黙祷(もくたう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“黙祷”の意味
《名詞》
黙祷(もくとう)
口に出さず、心の中で祈ること。
(出典:Wiktionary)
“黙祷”の解説
黙祷(もくとう、黙禱、en: Moment of silence, silent prayer)とは、声を立てずに祈りをささげること。席に座っているときは起立し、合掌や目をつぶる、軽く頭を下げる行為を伴うこともある。
(出典:Wikipedia)
黙
常用漢字
中学
部首:⿊
15画
祷
漢検準1級
部首:⽰
11画
“黙”で始まる語句
黙
黙然
黙々
黙契
黙阿弥
黙劇
黙止
黙頭
黙言
黙殺
検索の候補
熱祈黙祷
“黙祷”のふりがなが多い著者
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