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黙契
ふりがな文庫
“黙契”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もっけい
95.7%
もくけい
4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっけい
(逆引き)
そこで「……いッそのこと」という処置が、みかどを前に、
烏丸
(
からすま
)
ノ
成輔
(
なりすけ
)
、千種忠顕、坊門ノ清忠、三名の胸で
黙契
(
もっけい
)
されたものだった。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
当時政治は薩長土の武力によりて
翻弄
(
ほんろう
)
せられ、国民の思想は統一を欠き、国家の危機を
胚胎
(
はいたい
)
するの
虞
(
おそれ
)
があり、
旁々
(
かたがた
)
小野君との
黙契
(
もっけい
)
もあり
東洋学人を懐う
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
黙契(もっけい)の例文をもっと
(22作品)
見る
もくけい
(逆引き)
書生「出来るか出来ないか僕にも分りませんが幾分か先方にもその心が見えるのですか。以心伝心
黙契
(
もくけい
)
の
中
(
うち
)
に貴君の心が通じているのですか」大原「イヤ一向通ぜん。どうか通じさせたいと思っても向うは電気の不導体の
如
(
ごと
)
し」書生
打笑
(
うちわら
)
い
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
黙契(もくけい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“黙契”の意味
《名詞》
黙契(もっけい)
当事者間の暗黙の了解によって約束が成立すること。また、その約束。
(出典:Wiktionary)
黙
常用漢字
中学
部首:⿊
15画
契
常用漢字
中学
部首:⼤
9画
“黙”で始まる語句
黙
黙然
黙祷
黙々
黙阿弥
黙劇
黙止
黙頭
黙言
黙殺
“黙契”のふりがなが多い著者
村井弦斎
吉川英治
佐々木邦
大隈重信
岡本かの子
夏目漱石
岡本綺堂
太宰治