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『東洋学人を懐う』
ふりがな文庫
『
東洋学人を懐う
(
とうようがくじんをおもう
)
』
小野梓君は、我輩の最も大切な友人の一人であって、年齢よりいえば我輩の後輩であった。小野君は勇気勃々たる青年であって欧米の新智識を有し、我輩の如きも学問の上に於て君の教えを受けたことも尠なくなかった。当時政治の局に当りし人々は皆旧思想を有する …
著者
大隈重信
ジャンル
歴史 > 伝記 > 個人伝記
初出
「早稻田學報 第百五十七號」早稻田學會、1908(明治41)年3月5日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
強
(
しい
)
爾
(
し
)
尽
(
つき
)
出
(
い
)
蒙
(
もう
)
強
(
あなが
)
直
(
ただ
)
住
(
すま
)
虞
(
おそれ
)
如
(
し
)
尠
(
すく
)
漸
(
ようや
)
濫費
(
らんぴ
)
然
(
しか
)
滾々
(
こんこん
)
畢竟
(
ひっきょう
)
涵養
(
かんよう
)
翻弄
(
ほんろう
)
窮乏
(
きゅうぼう
)
経綸
(
けいりん
)
挂
(
か
)
肝腎
(
かんじん
)
胚胎
(
はいたい
)
蘊蓄
(
うんちく
)
賦与
(
ふよ
)
雲霓
(
うんげい
)
頗
(
すこぶ
)
黙契
(
もっけい
)
鼓吹
(
こすい
)
完
(
まっと
)
且
(
か
)
二兎
(
にと
)
兵站
(
へいたん
)
勃々
(
ぼつぼつ
)
吾人
(
ごじん
)
国帑
(
こくど
)
場裡
(
じょうり
)
塩梅
(
あんばい
)
大旱
(
たいかん
)
夭折
(
ようせつ
)
橋場
(
はしば
)
宜
(
よろ
)
帷幕
(
いばく
)
幾
(
いく
)
往々
(
おうおう
)
御蔭
(
おかげ
)
抑々
(
そもそも
)
与
(
あずか
)
揃
(
そろ
)
旁々
(
かたがた
)
梓
(
あずさ
)