“蘊蓄”の読み方と例文
読み方割合
うんちく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学会などにおけるディスカッション振りにも、やはり優れた頭脳と蘊蓄うんちくを示して、常に「最後の言葉」を話す人であったそうである。
工学博士末広恭二君 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
彼はその数十年の蘊蓄うんちくを傾けて、フランス料理の憲法を編み初めた。彼はそれを再実験すると同時にぼつぼつ老の手で紙に書き留めた。
食魔に贈る (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
ますます蘊蓄うんちくを深められつつあり、奥様もまた先生と同じ学問に志をたてられて、内助の功まことにお見事に、御令息御令嬢