“蘊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うん57.1%
つつ42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「やあ、うん先生、明日はお帰りだそうですな。どうでした? あなたの対蜀観察は。ははは。まあ一杯いただきましょうか」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
般若の哲学 これから申し上げるところは、「観自在菩薩かんじざいぼさつじん般若波羅蜜多をぎょうずる時、五うんは皆空なりと照見しょうけんして、一切の苦厄くやくしたもう」
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
ほのあかき朱鷺ときの白羽の香のつつみ牡丹ぞと思ふ花はけつつ
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
我が眼先まさきしろきにつつむ菊の香の硝子戸あけて乱れたるらし
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)