“観自在菩薩”の読み方と例文
読み方割合
かんじざいぼさつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
般若の哲学 これから申し上げるところは、「観自在菩薩かんじざいぼさつじん般若波羅蜜多をぎょうずる時、五うんは皆空なりと照見しょうけんして、一切の苦厄くやくしたもう」
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
しかもその「空」は仏教のエキスです。したがって空という文字を説明するとなると、なかなか容易なことではありません。しかもその甚深じんしんなる空を、観自在菩薩かんじざいぼさつは、親しく体験せられたのです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
厳父に対する慈母の心を、そのままに現わしたのが、観自在菩薩かんじざいぼさつというあのやさしい仏です。しかもそれはいずれも「同じ心の仏なりけり」です。いずれも「慈眼視衆生じげんじしゅじょう」の仏心の顕現あらわれであります。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)