“顕現”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けんげん40.0%
あらわれ30.0%
あら10.0%
あらわ10.0%
パルーシャ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その正面こそ大同電力の白い白いダム堰堤えんていである。古典的の幽邃ゆうすい奇峭きしょうとはここに変転して、近代の白と灰銀かいぎんとの一大コンクリート風景を顕現けんげんする。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
その創造力の深遠広大さはどうであろう。そのような、殆ど全智全能ともいうべき大作用のすべては、帰納するところ、結局、最初のタッタ一粒の細胞の霊能の顕現あらわれでなければならぬ。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
……今から一千百余年前、大唐の玄宗皇帝の淫蕩は、青年紳士、呉青秀の忠志に反映して、六体の美人の腐敗像をこの一巻の中に顕現あらわした。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
多くの用意のなかから、たしなみの顕現あらわれる場合は、実に百分率パーセンテージに支配されるようです。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
かくしてイエス・キリストの顕現パルーシャ、すなわち再臨によって宇宙に新秩序は立てられ、永遠不滅の神の国は建てられるのだ。