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奇峭
ふりがな文庫
“奇峭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きしょう
80.0%
きせう
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きしょう
(逆引き)
こうして急流は変じて
深潭
(
しんたん
)
となり、山峡の湖水となり、岩はその根を没して
重畳
(
ちょうじょう
)
奇峭
(
きしょう
)
の
趣
(
おもむき
)
を
少
(
すくな
)
からず減じてしまったと聞いた。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
やはりご多分に
洩
(
も
)
れず単にその始まっている場所を指示した分類に属すべきものなのでありますが、それがやや群俗を抜いて
奇峭
(
きしょう
)
である点に特色があります。
俳句の作りよう
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
奇峭(きしょう)の例文をもっと
(4作品)
見る
きせう
(逆引き)
彼独特の領域にして、北欧の風雪が
培
(
つち
)
かつた
奇峭
(
きせう
)
、峻厳、冷酷の気は、あの粗ツぽく力強い筆致に遺憾なく描破されて居る。
文壇一夕話
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
奇峭(きせう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“奇峭”の意味
《名詞》
山などが険しく切り立っていること。また、そのようなさま。
性格などが鋭くきついこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
奇
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
峭
漢検1級
部首:⼭
10画
“奇”で始まる語句
奇
奇麗
奇蹟
奇怪
奇妙
奇異
奇特
奇矯
奇瑞
奇態
“奇峭”のふりがなが多い著者
高浜虚子
北原白秋
田山録弥
吉川英治
森鴎外
田山花袋