“奇態”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きたい90.9%
きたえ4.5%
きてえ4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なんですって? いや御免ください……どうも私は耳が少し遠いもんですからね、何か奇態きたいなお言葉を耳にしたように思いますが……。」
そんだがお内儀かみさんその盲目めぐら奇態きたえで、麥搗むぎつきでも米搗こめつきでも畑耕はたけうねえでもなんでも百姓仕事ひやくしやうしごとんでさ、うすあかりにやえんだなんていふんだがそんでも奇態きたえなのせどうも
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
婆等ばゝあら勿體もつてえねえことすつからやうねえ、いや勿體もつてえねえともこめあぶらだからこんで、それ證據しようこにやさけんだ明日あしたぢやつらあらときつる/\すつとこ奇態きてえだな
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)