“きたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キタイ
語句割合
稀代24.8%
危殆19.3%
奇体15.2%
奇態12.4%
期待9.7%
希代9.0%
奇異2.8%
鬼胎2.1%
奇體1.4%
危怡0.7%
奇代0.7%
奇躰0.7%
気体0.7%
氣體0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あいつに馳け向っては無理もない。稀代がねの使い手だ。だがさ、なんだッてまた、そんな無謀な深入りをしなすッたのか」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鎌倉は危殆にひんした。あたかもこれ、かつて北条高時が、新田義貞の猛攻撃の中におかれたあの日を逆にしたようなものである。
それからゆっくり、からたばこ入れをとって、きせるをくわいて、ぱくぱくをふきだした。奇体だと思っていたら、またかけから、何か出した。
さいかち淵 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
屹度せられるんだわ、うして自分れるなて—眞箇奇態だわ!けども今日よ』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
造物主から受けた功徳に、利息をつけて後代に伝える責任を、子供に期待することは愚なことかも知れないが、事実そんな期待をいだいている。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
伊豆はそこまで云いかけると咄嗟に自分もじたばた格好をつくったが、希代な興奮に堪え難くなってしるように笑いだした。
小さな部屋 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
差出すを新三郎が手に取上げて見ますれば、飯島の娘と夢のうちにて取交した、秋野に虫の模様の付いた香箱の蓋ばかりだから、ハッとばかりに奇異を致し
歯だけしか残っていないような所謂鬼胎なるものが、時々発見されるのは、その胎児の夢が、何かの原因で停頓するか、又は急劇に発展したために
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
此塲光景のあまりに天然奇體なので、暫時此處人間か、それとも、世界塲所ではあるまいかとつたで、落付けてると、ての構造小造船所のやうで
それを読んでみると、このところ両人の関係が、非常に危怡しているのが、よく判った。
省線電車の射撃手 (新字新仮名) / 海野十三(著)
よ! よ! かに、んで、したれば、つた、自然奇代双六磐
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ではそんなしい、うつくしい、花園がないかはり、橋銭受取いてある、このさなからがはりなだの、奇躰だの、不思議だの、まだ其他をしただの
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
たれこめた鼠色の雲の堆積から、さながら、にじみ出るかのように、濃い、乳色の気体が立ちならんだ人家の上を、通りの中を、徐々に、流れはじめたのでございました。
両面競牡丹 (新字新仮名) / 酒井嘉七(著)
火山噴出物固體くの氣體がある。水蒸氣勿論炭酸瓦斯水素鹽素硫黄からなる各種瓦斯があり、ものはえてしたともいはれてゐる。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)