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気体
ふりがな文庫
“気体”の読み方と例文
旧字:
氣體
読み方
割合
きたい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きたい
(逆引き)
たれこめた
鼠色
(
ねずみいろ
)
の雲の堆積から、さながら、にじみ出るかのように、濃い、乳色の
気体
(
きたい
)
が立ちならんだ人家の上を、通りの中を、徐々に、流れはじめたのでございました。
両面競牡丹
(新字新仮名)
/
酒井嘉七
(著)
己の精神は、アルコオルや
揮発油
(
きはつゆ
)
よりももっと
蒸発力
(
じょうはつりょく
)
の強い
気体
(
きたい
)
のようなもので、いくら
壜詰
(
びんづ
)
めにされても、キルクや
封蝋
(
ふうろう
)
で密閉されても、
纔
(
わずか
)
な隙間からどんどん上昇して行くのだった。
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
気体(きたい)の例文をもっと
(2作品)
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“気体”の意味
《名詞》
気 体(きたい)
物質の三態の一つ。物質を構成する分子間の距離が大きく、他の分子の影響をほとんど受けずに自由に動ける状態。その体積、圧力及び温度に関してボイル=シャルルの法則が成立する。圧力を加え体積を小さくしたり、温度を下げることにより、液体まれに固体に態を変える。
(出典:Wiktionary)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高
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生体磁気説
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谷崎潤一郎