“けつたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
怪体33.3%
結代33.3%
奇体16.7%
稀代16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大阪生れの書肆ほんや怪体けつたいな眼つきをして、蘆花氏の顔を見た。
廿七日の午前六時半ごろ、主治医と二人で診察すると、脈搏はもはや弱く不正で結代けつたいがあつた。息も終焉しゆうえんに近いことを示してゐた。そこで主治医の注意によりみんなが枕頭に集つた。
島木赤彦臨終記 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
「それがどうしやはつたんえな。何でもあらしまへんがな。奇体けつたいなこと言ははること。」とお雪伯母は言つた。
世の中へ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
稀代けつたいなこともあるものさ!」と、そのなかの一人が言つた。