“炭酸瓦斯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たんさんがす75.0%
たんさんガス25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其他そのたあらたに温泉おんせん冷泉れいせんはじめることもあり、また炭酸瓦斯たんさんがす其他そのた瓦斯がす土地とちからして、とり地獄じごくむし地獄じごくつくることもある。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
その内部ないぶ葉緑粒ようりよくりゆうは、毎日まいにち日光につこうちからをかりて、空氣中くうきちゆうにある、人間にんげんがいをする炭酸瓦斯たんさんがすひ、そのかはりに、人間にんげんになくてはならない酸素さんそをはきして
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
次は上野駅より好摩駅まで沿道三百六十余マイルの間の空気に染みぬ。或は当時同車したりし熊の如き髯武者ひげむしや、巡査、田舎婆、芸者らしき女、などの交々吐き出したる炭酸瓦斯たんさんガスも猶幾分か残り居るべし。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)