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奇異
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きたい
ふりがな文庫
“
奇異
(
きたい
)” の例文
古い港の町、燈台の見える海、
奇異
(
きたい
)
な女の風俗などのついた絵葉書が、そこへ取出された。三吉は思いついたように、
微笑
(
えみ
)
を浮べながら
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
と
差出
(
さしいだ
)
すを新三郎が手に
取上
(
とりあ
)
げて見ますれば、飯島の娘と夢のうちにて
取交
(
とりかわ
)
した、秋野に虫の模様の付いた香箱の蓋ばかりだから、ハッとばかりに
奇異
(
きたい
)
の
想
(
おもい
)
を致し
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
『しかし——
奇異
(
きたい
)
なことが有れば有るものだ。まあ、貴方の死んだ夢を見るなんて。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
「
奇異
(
きたい
)
なことを言うね」
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
奇
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
異
常用漢字
小6
部首:⽥
11画
“奇異”で始まる語句
奇異雑談集
奇異像